精神医学のタブーに迫る!「ロボトミー手術」
精神医学のタブーに迫る!「ロボトミー手術」
メンタルカウンセリング専門家の井川寛之です
ロボトミー手術って知っていますか?
その功績によってノーベル賞も受賞した手術です
1950年代に興奮状態や幻想、暴力などの
手のつけられないような症状でも抑えることができると
普及していきました
手術の内容は
「患者の脳の一部を切除する」
手術とはいっても
まぶたの裏からアイスピックのような器具を差し込んで
頭蓋骨を突き破り、脳の一部である前頭葉を破壊するというものでした
10分程度で手術できるため
そのことも普及に拍車をかけたと言われています
普及が進むと問題点というか
後遺症が明るみになってきます。
多くの患者が「おとなしくなる」のですが
それと引き換えに人間性を失ってしまいました
前頭葉を破壊してしまうので
当然と言えば当然かもしれません
そしてそのリスクが大きいことと
クスリの出現によって
この手術は行われなくなっていきます。
クスリによって
「おとなしくする」
ことができるようになったわけですよね
精神医学では患者を
「おとなしくする」
これができれば治療は成功となります
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