おばあちゃんが教えてくれたこと

今回は、ダイエット、食育関連ではなく

「おばあちゃんが教えてくれたこと」です。







私のおばあちゃんは宮崎県に住んでいました。




過去形なのは先月長い生涯を閉じたからです。

享年92歳の大往生です。




私はおばあちゃんからしたら、初孫なので

とてもかわいがってもらった記憶が今でも残っています。




とはいっても、今も昔も私の住んでいるところは東海地方。




「おばあちゃん、今から遊びに行くからね♪」




と気軽に行ける距離ではありませんでしたが

親と一緒におばあちゃんに会いに行けば




「まぁ~~!よく来たねぇ~~!」

と宮崎訛りで迎えてくれたものでした。




おばあちゃんが作ってくれるご飯はとても美味しかったのを覚えています。

今考えれば、母方のおばあちゃんなので

母は料理上手で、今でも母の手料理が恋しくなりますが

母はおばあちゃんから料理を習っているので

美味しくて当たり前だったんですね。







私には年が一回り近く離れた妹がいますが

妹が生まれる時におばあちゃんが来てくれたことを今でも覚えています。




あの時は、まだ小学生だったので




「やった!おばあちゃんが来てくれた!

おばあちゃんの手料理がまた食べれるぜぃ♪

ひゃっほぅ~~♪」




くらいにしか考えていませんでした。




しかし、息子を出産してその大変さを身をもって知り

おばあちゃんがあの時来てくれたのは

母の出産のサポートと私の面倒を見るためだったと理解できるので

有り難さがよくわかり

今では感謝の気持ちでいっぱいになっています。







そして、母や私、妹たちや私の息子がここにいるのも、

おばあちゃんのおかげであると改めて気づかせてもらえました。

もちろん、その隣にはそれぞれのパートナーがいるわけですが

血縁というご縁でつないでくださった奇跡にただただ感謝するばかりです。







おばあちゃんが亡くなり、こんなに悲しくて寂しくて

もっと手紙を送ったり

写真を送ったり

電話をしたり

会いに行ったり

いろいろしておけばよかったと今でも思っています。




そして

はっと気づいたんです。




おばあちゃんが亡くなり、こんなにも後悔する気持ちになるということは

自分の親ならもっと悔やむかもしれないと。







主人の母が少し前に

「私の役目は、孫に自分が亡くなったときの姿を見せること」

と言っていましたが

葬式の作法などだけでなく、こういうことだったのかと

おばあちゃんを通して気づかせてもらえました。







そして、私もそのように子どもたちや孫に伝えていかなければと思いました。







もう会えないと思うと寂しい思いでいっぱいですが、

最後に教えてもらったことは絶対に忘れないで

次の世代につなげれるようにしようと思います。







皆さんも、親孝行、おじいちゃんおばあちゃん孝行を考えてみてくださいね。








今日も最後までお読みくださりありがとうございます

 

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2016年07月17日