環境に優しい石けん作り♪



興味があれば作ってみてね☆環境に優しい石けん作り♪

自然to笑顔 まぁるくつなぐえん
看護師の井川あやかです♪

我が家では、自分で作った石けんを3年前から使っています。

自分たちの経皮毒対策のために始めてみました。
油汚れもよく落ち、すすぎも素早いので
身体を洗う以外にも
お風呂掃除などにも使っています。

身体を洗う時には石けんの使いすぎには気をつけてくださいね♪
それについてはこちらの投稿よりご覧ください。


石けん作りは、ハードルが高そうな感じがしますが
材料さえ揃えば案外簡単にできます。
※しかし、危険な材料も使うので小さなお子さんがいたり、ペットのいるご家庭では
お子さんのいない時間やお子さんやペットの手の届かないところで必ず行なってくださいね。

材料
油→3L(我が家は市販のオリーブオイルを使っています)
苛性ソーダ→500g
精製水→0.945L
石けんを入れるパック→4L分入る容器(牛乳パック4本あると良い)

道具
ポリバケツ→10L程度入るもの

計量カップ→1L入るもの。透明なプラスチック製で、取っ手のついたもの。

かき混ぜる棒→木ベラか竹ベラ、プラスチック製のもの。アルミは厳禁。かき混ぜる時に手に溶液がつかないよう長いものが良い。

温度計、ゴム手袋、メガネ、エプロン、長袖、長ズボン、靴下、長靴、マスク

【苛性ソーダについての注意!】
※苛性ソーダは強アルカリ性の劇薬です。

※苛性ソーダ水を作る容器はポリプロピレン、またはポリエチレン製にしてください。
ガラス容器は溶けてしまい危険なので絶対にやめてくださいね。

※苛性ソーダは強アルカリ性の劇薬です。
タンパク質を溶かす作用があるので、
目の中に入ったり皮膚についたりしないよう、
細心の注意を払ってください。
ゴム手袋、メガネ、エプロン、長袖、長ズボン、靴下、長靴の着用を必ず行なってください。

※苛性ソーダを
「少しの量で良いから」
「次のために取ってときたいから」
などの理由で手元に置いて置くのは
何かあった時にとても危険なので
一度で使い切ることを強くオススメします。

作り方
1・大きな鍋などで油3Lを45度に温める

【ここからは必ず屋外で行なってください】
※危険なのでゴム手袋、メガネ、エプロン、長袖、長ズボン、靴下、長靴、マスクを必ずつけて行なってください。

2・ポリバケツに水0.945Lを入れ苛性ソーダを少しずつ様子を見ながら入れかき混ぜる。
少しずつ苛性ソーダを入れていくと
水が90度程度に発熱しますが、少しずつ入れて溶かしきります。

【この時にやってはいけないこと!!】
※苛性ソーダを一気に入れる
※苛性ソーダを入れてから水を入れる

この2つとも絶対にやらないでくださいね!
過剰に化学反応することで一気に発熱しガスが発生するので大変危険です。
必ず先に水を入れてから、少しずつ様子を見て
苛性ソーダを入れて溶かしていってくださいね。

3・苛性ソーダ溶液、油、共に45度になったら、
苛性ソーダ溶液の中に油を入れる。
※苛性ソーダ溶液が飛び散らないように注意しながら注ぐようにする。

4・油が入ったらひとまず安心。
ここからは屋内でも大丈夫です。
ここからは、ひたすら木ベラなどで根気よくかき混ぜます。
♪アロマオイル入りの石けんを作ってみたい方はこの時にオイルを入れてください。
入れすぎると石けんが固まりづらくなるそうです。
私はやったことがないので、どの程度オイルを入れるのかはご自分で調べてください。

5・かき混ぜていくとトレースと言ってかき混ぜた跡が出来てきます。
トレースは1秒くらい残る程度にしましょう。。
トレースができたら容器に流し入れます。
♪この時にお気に入りの型に流し込むとその型の石けんに仕上がります。

6・容器に蓋をして涼しいところで固まるまで待つ。(約1〜3日で固まります。ヘラでつついたりパックを少し押しつぶしてみるなどして
ご自分で様子を見てください)
牛乳パックなどを使う場合は口をガムテープなどで貼ってもいいです。
(この時点ではまだまだ強アルカリでとても危険です。
必ずお子さんやペットの手の届かないところに保管してください)

7・固まったら、手袋をして石けんを取り出し
使いやすい大きさにカットしたり、
型から出してください。

8・7の石けんを風通しの良い場所で最低16週間置いて熟成させてください。
この時点で一応使えるそうですが、
しっかりアルカリを飛ばして乾燥させた石けんの方が
石けんの溶けも少なく泡立ちも良くなるそうです。

私は初めは7ヶ月置いて
その後短いスパンで石けんを何度か作り
2年置いたものを使うようにしています。
結構量もあるので今は1年に1度の作業になっています。

さて、作り方はここまでなんですが
苛性ソーダをどのように手に入れるかも知って置いてください。

苛性ソーダは劇薬なので
薬剤師さんがいて
なおかつ苛性ソーダを取り扱っている薬局のみでしか販売していません。

先に薬局に苛性ソーダを取り扱っているか確認しておきましょう♪

そして、苛性ソーダは劇薬なので、何に使われるのか確認のために
薬局の帳簿に名前、住所、電話番号の記載、そして印鑑が必要になってきます。
印鑑を忘れずに持っていきましょう。

最後に、石けんを作る時に面白いなと思い調べたオイルの特徴がノートに取ってあって
このまま埋没させてしまうのは勿体無いと思ったので
せっかくなので載せてみようと思います♪

オイルの特徴
オリーブオイル→保湿効果大、トレースに時間がかかり他の油に比べて高価(アレッポの石鹸などが有名)

キャノーラ油→保湿効果があり安価

大豆油→石けんの仕上がりが固くなる、安価

ひまわり油→保湿効果があり安価、オリーブオイルの代用にもなるがオリーブオイルの方が保湿力は期待できる

紅花油→保湿効果があり安価、オリーブオイルの代用にもなるがオリーブオイルの方が保湿力は期待できる

ココナッツオイル→とても固くなり泡立ちがよく洗浄力がある

ラード(豚油)→固くなり安価で洗浄力がある

以上♪

気をつけなくてはならない材料がありますが、約束を守り安全に行えば、思ったよりも簡単に石けん作りはできます。

興味があればぜひ、トライして見てくださいね〜♪
今日も最後までお読みくださり有難うございます♪

 

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2017年05月17日