何も手につかないと思ったら
何も手につかないと思ったら
生理のツラさを解決する専門家
看護師の井川あやかです
酷い生理痛や
生理前の抑えられない
イライラや憂うつ感があったころは
その症状で
いつもできることが
なかなか思うように進まない
やりたい気持ちはあるのに手につかない
ということが月の半分くらいありました。
自分は情けない
こんなことでいつものことができないなんて
甘えてる
そのように自分を責めていました。
そんな状態だった私ですが
体作りの大切さや心との向き合い方を知ったおかげで
今は生理や心に関係することで
悩むことがとても少なくなりました。
それは
自分の体と心を作る
食べ物について知識がなかったことが分かり
その大切さや選び方などを知ったこともありますが
自分自身の物事の受け止め方が変わったことは
とても大きかったと思います。
まだ生理のツラさを解決する前の私は
生理前にいつものように動けないということが
どういうことなのかを分かっていませんでした。
ご相談を通して
昔の私のように
特に排卵前や生理前に
気持ちの面で不安定になる方が
多いと感じています。
それには理由があって
栄養面の問題もありますが
排卵前や生理前は
ホルモンが移り変わる時期なので
体の中はいつもより仕事量が多くなります。
普段私たちの体の中では
食べ物を消化して栄養を体の中で使えるように手配したり
血液を全身に送り酸素を体中に配って、老廃物を集めて体の外に出したり
細菌などから体を守ったり
筋肉を使って動いたりなど
生きるための仕事をしています。
生理前はこれに加えて
これまで働いていたホルモンには休むように
これまで休んでいたホルモンにはこれから働くように
命令を出したり
排卵や生理が始まる準備をしたり
生理が始まれば子宮内膜を剥がしたり
いつもの仕事量に加えてたくさんのことをしないといけません。
こうして見ると
私たちの体って
目に見えていないだけで
毎日とても頑張っているんですよ。
本当にすごいと思います。
だから
人によっては、この時期は
いつものように動けない
スムーズにできてたことが手間取る
ということが起こりやすいのです。
でも
焦らなくても大丈夫です。
焦ってしまい、いつものように動こうとしても
気持ちばかりが先に行ってしまい
肝心の物事が進まない
ということが起こりやすいので
焦れば焦るほどドツボにはまりやすくなります。
動けないのは
体がそういう時期だからと
受け入れてみましょう。
そして
焦らずに確実にゆっくりと
いつものことを進めていくといいと思います。
また
スケジュールにも余裕を持ってみましょう。
イレギュラーなことは起こるものです。
そんな時に
余裕がないと余計に焦ってしまうので
余裕を持つことは大切です。
焦らなくても大丈夫です。
体作りを進めながら
自分の心と向き合いながら
一歩ずつ前に進めんでいけばいいんですから。
前に進めないときがあっても
大丈夫です。
今は疲れてしまって
前に進むことよりも
休憩の方が必要なのかもしれません。
体の細胞の生まれ変わりだって
心に何かを感じてそれを受け止めるための時間だって
みんながそれぞれ自分のペースを持っています。
誰かのペースじゃなくて
自分のペースで進んでいくことが
大切なんだと思います。
何もできていないと思ったら
焦らずにいきましょう。
そして
いつもの自分が戻ってきたら
次の月は今月よりも楽に過ごせるよう
体作りや自分の心と向き合うことを
進めていきましょうね。
応援しています。
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