糖尿病がなぜ怖いか

今回は「糖尿病がなぜ怖いか」




糖尿病は、1型と2型があり、ここでは「2型糖尿病」のお話をしていきます。




2型糖尿病とは、食や生活、ストレスなど生活習慣の乱れなどにより

血糖値をコントロールできなくなったことで起こる状態のことを指します。




血液中のブドウ糖を「血糖」といい、

血糖値とは血液中のブドウ糖の量をあらわしています。




血糖値は膵臓よりインスリンが分泌されるおかげで

一定に保たれています。




しかし冒頭でもお話した通り、食や生活、ストレスなどの生活習慣の乱れにより

インスリンが出にくくなったり

インスリンが作用しにくくなり

血糖値が下がりにくくなり、高血糖状態が長い時間続きます。

これが「糖尿病」と言われる状態です。







「糖尿病」は怖いと言われていますが

何が怖いのでしょう?







それは、「糖尿病による合併症」が怖いのです。




糖尿病を放っておくと

高血糖のドロドロ状態の血液が長時間全身を流れることで

血管が傷つきやすくなったり、詰まりやすくなります。

血液は全身を流れますので

全身に「糖尿病性の合併症」というものが起こってくると言われています。




糖尿病は自覚症状がほとんどないため

気づいたときにはとんでもないところまで来ていた・・・。

なんてことも少なからずあると言われています。







では、糖尿病の合併症。

いったいどんなものがあるのでしょう?




ここでは有名なものを紹介していきます。




1:糖尿病性腎症

まず初めに、腎臓は体の血液中のいらなくなった老廃物のみをろ過する臓器です。

よって必要な物は体の中に再び取りこんでくれます。

いわゆる血液のごみ処理場、リサイクル場という訳です。




この作業を行ってくれているのは腎臓の「糸球体」と呼ばれる場所で

たくさんの毛細血管が集まってできています。




糖尿病になると、血液がドロドロになることで

糸球体の血管が傷ついたり

ダメージを受けることから

少しずつ機能が落ちてくると言われています。

この状態がずっと続き腎臓機能が破たんした状態を指します。




腎臓機能が破たんし続けた状態が続くことで

「腎不全」という状態になります。




こうなると、「透析」という治療が必要となってきます。










2:糖尿病性網膜症

目をカメラに例えると、レンズに当たるんpが水晶体、フィルムが網膜です。

網膜は目の一番奥にあります。(眼底と呼ばれる場所です)

フィルムの役割を持つ網膜には、栄養血管である毛細血管がたくさん走っています。

この血管が高血糖状態でダメージを受けると

血管がもろくなったり、血管が破れて出血したり

詰まったりします。

詰まったところを補うために新しい血管(新生血管)が作られますが

急ごしらえのこの血管は大変もろく

ちょっとしたことで出血を起こす原因にもなります。

これが進行していくことで視力が損なわれる

「糖尿病性網膜症」になると言われています。







3:糖尿病性神経障害

糖尿病性の合併症で最も早く出現するのが

糖尿病性神経障害と言われています。

糖尿病性神経障害は、大きく

「末梢神経障害」

「自律神経障害」

に分けられるそうです。







「末梢神経障害」:

末梢神経障害には、

痛みや温度を感じる「感覚神経」と

手や足を動かす「運動神経」があります。




高血糖状態が続くと、先に痛みや温度を感じる「感覚神経」から

現れてくると言われています。

手や足の先にジンジンした痛みやしびれが左右対称に表れてくるのは特徴です。

さらに進行すると、運動神経にも障害が現れると言われており、

筋肉に力が入りにくくなったり

顔面神経がマヒする

物が二重に見えるなど

の症状が出てくるそうです。




これにより、ケガをしても気づきにくく、

そこから傷が化膿して壊疽を起こすなど

重大な合併症に持つながりやすくなると言われています。







「自律神経障害」:

自律神経は呼吸、血液の流れ、心臓の動き、体温調節、消化、ホルモンバランスなど無意識に行われる機能を調節しています。




自律神経に障害が起こると様々な症状が

出現する可能性があると言われています。




主な物に

胃もたれ、便秘、下痢、起立性低血圧による立ちくらみ、

おしっこの出が悪い、勃起障害などがあります。










以前私は手術室に勤めていて

糖尿病の患者さんが糖尿病性の末梢神経障害により

壊疽を起こし、足を切り落とさなければならない手術を何件も見てきました。




足を切り落とさないと

壊疽を起こした部分が腐ってしまい

場合によっては敗血症を起こし死に至ってしまうからです。




透析を行うにもシャントと言って

透析用の血管を作る手術が必要です。

透析の方はこれが命綱であり大切な物です。

しかし、体質によっては何度も詰まる方がいて

何度も手術をされていた方もいらっしゃいました。




血液がドロドロになるので

心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなるとも言われています。







本当に糖尿病は怖いのです。







しかし、冒頭で話した通り、糖尿病は




食や生活、ストレスなど生活習慣の乱れなどにより

血糖値をコントロールできなくなったことで起こる状態





と言われています。




食や生活、ストレスなど生活習慣の乱れを正していくことで

糖尿病は予防できると言われています。




「規則正しい習慣」

と聞くとあれもこれも・・・・と

いっぱいいっぱいになりがちですが

まずは身体作りの基本となる

「食」を見直すことから始めてみてはいかがでしょう?




血糖値のコントロールが難しくなるのが糖尿病ですから

血糖値の上がり下がりを少なくする食生活というのが

ポイントと言われています。







今日も最後までお読みくださりありがとうございます

 

 

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2016年08月04日