一般的な機関で相談をする場合の注意点
ソーシャルワーカーの事情
良いソーシャルワーカーとは
相談者にに沢山の選択肢を与えること
とも言われます。
これって簡単なようで難しいです。
まず
選択肢を与えるためには
自分が選択肢を持っていないといけません。
知らないことは
伝えられませんからね。
そして
知っていても
選択肢として出せない場合もあります。
例えば
行政機関なんかに行くと
言われるかもしれませんが
「特定の事業所は紹介できません」
これは
特定の事業所や企業に
便宜を図ったと思われたくないから
こうなるようです。
行政というのは
なんとも面倒なところです。
場合によっては一覧表なんかが出てきて
好きなところへ行けと言われます。
逆に
特定の事業所へ便宜を計らないといけない場合もあります。
これはどこかに所属するソーシャルワーカーなら
多かれ少なかれあることです。
他が良いと思っても
自分の勤務するところの紹介をしないといけない場合もあるのです。
また、
医療機関に勤務していると
代替療法と呼ばれるようなことは
基本的に紹介することは難しかったりしますし
そもそもそのような情報はありません。
患者や家族がそれを選ぶと
おかしな家だという認識を
されてしまうこともあります。
雰囲気的にその選択肢を提示するどころか
肯定することも難しいと思います。
もちろん
お薬は
絶対飲まなくてはいけません。
ソーシャルワーカーもそう習います。
飲まない選択肢がないのです。
自己決定を大切にすると言いながら
「常識」に外れた選択肢を選ぶことは
できないという
この矛盾。
「常識」に沿って仕事をしないと
何かあった場合に
責任が取れないということもあります。
だから
「常識」外れの選択肢は出せません。
選択肢・・・
自己決定・・・
とても難しいと思います。
というわけで
最終的には人任せにしないという話になってしまいます。
相談して聞いてみるのは良いと思いますが
最終的に決めるのは
自分自身♪
人に責任を押し付けている間は
常識的な情報しか入ってこないのかもしれません。
自然to笑顔まぁるくつなぐ えんの井川寛之でした
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