家族の言い訳

 

 

家族の言い訳

うつ病や統合失調症、発達障害など
精神疾患を持つ患者の家族は
本人のためと言いながら患者のためではないこともあると思います。
というのは
自分もそういった気持ちが全くなかったわけではないからです。

妻の様子がおかしかった時
やっぱり周りは大変で
色々試行錯誤したものの
「とりあえず受診すればよくなるだろう」
なんて思って受診を勧めました。

後から思えば自分たちでなんとかすることを諦めたのです。

受診して
うつ病と診断され薬が処方されました。
そして段々悪くなりました。
そうすると本人は
「死にたい」
と・・・

そうなると今度は自分や家族が仕事で出かけている間に
妻や当時まだ小さかった息子が心配になります。
とっても心配でした。
二人で死んでいたらどうしようと・・・

そうすると
「調子も悪いし入院しててくれた方が安心かも」
なんて思ったこともあります。
結局入院させることはありませんでしたが
これって結局家族の都合なんですよね。
患者本人のために受診させたり入院させたりしているわけではないのですよね。
本当に本人のことを思っていたらそんなことはしないと思います。

幸いにも良くならないこと、悪くなっていくことに
疑問を感じていたのと
たまたま放射能について調べていて内海先生の記事を見かけたこと
などの偶然?必然?によって
精神疾患について調べて
妻と一緒に勉強して
断薬することもできましたが
家族は時として本人にとって障害になることも
あると思います。

そしてそんな家族が使う言い訳が
「本人のためを思って」
「本人のために」
というわけです。

自然to笑顔まぁるくつなぐ えんの井川寛之でした。


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2018年01月19日