小倉謙先生講演会「数字で見る精神医療の実情」

 

 

小倉謙先生の講演会に行ってきました。

テーマは「数字で見る精神医療の実情」

小森商店の小森さんが主催されました。

いつもその行動力には驚かされます。

 

講演会は

写真撮影、録画、ブログ掲載等自由ということで

今回は自分なりに印象に残った内容なんかを書いてみたいと思います。

ちなみにデータは厚生労働省が出したりしている公式なデータとなるようです。

画像だと出典が分かりにくくて申し訳ないです。

 

まずはこれ

 

こんなにいます。

どんどん増えてます。

あとから出てきますが

治らないから新しい患者が増え続けるのは当然ですよね。

 

 

次は入院している人

世界一!

なんと世界一です。

 

 

しかもダントツ世界一!

赤いのが日本です。

 

 

治療を終えたとして退院できる患者さんはこれだけ

この中には翌日再入院になった人も

その後自殺しちゃった人も含まれるそうです。

 

 

そんな人も含まれていても

とりあえず治療を終えて退院する患者さんは

全体の0.1パーセント

 

ここは単純にこうやって計算してよいのか

ちょっとわかりません。

まあでも治療を終えたと退院できる確率は非常に少ないことは確かですね。

 

 

 

治療が終わって退院できる患者さんが300人なのに

死亡で退院する患者さんは1818人

 

精神科に入院したら死ぬ確率のほうが高いということですね。

この中には体調が悪くなって

一般の病床へ移動した人は含まれません。

ということは

精神病院で体調が悪くなって

別の病院や別の病棟へ移ったあとに

亡くなってもここに含まれないのです。

 

ちょっと病院に勤務していたころの経験を交えて説明を・・・

 

体調が悪くなると

精神科単科の病院では対応できず

対応可能な病院へ転院することもあります。

 

また、総合病院の中の精神科等でも

体調が悪くなってそれを治療する科へ転科することも多いです。

転科というのは主治医が精神科の医師から他の科(内科等)の医師に代わることです。

その際に病棟も担当する科の病棟へ移ることになる病院が多いと思います。

その後亡くなっても写真の死亡者数には入らないということです。

 

 

というわけで

寛解して退院する方の6倍が死亡退院となるということになります。

 

入院すると寛解するより

死ぬ確率のほうが高くて

しかも6倍も死ぬ確率が高いということになります。

 

それでも精神科に行こうと思いますか?

治らないどころか死んでしまう可能性もあるわけです。

 

 

これだけの方がなが~く入院されています。

20年というと

0歳の子は成人します。

18ぐらいで入院したら38となって

入院していなければその間に結婚していたり子どもができているかもしれません。

40歳で入院すれば60歳で

入院していなければ定年を迎える方もいらっしゃるでしょう

20年って長いですよね。

本当に治らないんですね・・・

 

 

 

少し話は変わって

自殺した方のうち精神科に通っていた人の割合です。

どう考えます?

 

病んでいる人が精神科に行っているのだから

当然の結果だと思います?

 

ちがいますよね。

精神科に行ったらよくなるのではないのですか?

それなのにこの結果

よくなるなら精神科にいっていない人のほうが

自殺が多くなるはずですよね。

 

最初の話に戻りますが

治らないから元々いた患者さんに

新しく病名が付いた患者さんがどんどん増えるので

精神科へ通院する患者さんがどんどん増えているわけです。

 

ということは

精神科に行ってもよくなってないから

もしくは悪くなるから

自殺していると考えるほうが妥当ですよね。

 

なんで治療の結果がこうなるのか・・・

 

 

ということです。

どんな薬が使われているかというと・・・

 

 

皆さん農薬飲みたいですか?

これを実際に飲んでいる患者さんもいらっしゃるようですが

農薬と一緒だそうです。

 

 

小倉先生

男前に写ってないと写真使っちゃダメとおっしゃていらっしゃいましたが

どうでしょうか?

 

それはさておき

こんな感じ

有名なものではヒロポンだそうですが

自分は漫画とかで見た気がします。

 

というわけで元々医薬品として発売されて

それから危ないということで

薬じゃなくて麻薬になる・・・

あなたの今飲んでいるお薬も何年かしたら

医薬品ではなくなっているかもしれません。

 

 

異常死の薬物検出数

覚せい剤よりも医薬品などのほうがこんなに多くなっています。

薬で死ぬわけです。

そりゃ農薬飲んでる場合もあるわけですからね。

 

 

漢方薬で麻黄というものがあります。

それを精製するとエフェドリンとなり咳止め痛み止めとなるようです。

さらに精製するとメタンフェタミンとなりこれが覚せい剤となるそうです。

 

漢方薬だと安心というわけでもないようです。

 

見にくくて申し訳ないですが

0歳児~4歳児への向精神薬の投与だそうです。

 

0歳児で精神疾患?

どうやって判断するのでしょうか・・・

 

 

こちらは海外のお話。

ストラテラという薬が日本で承認される前から

各国政府機関が警告・注意をだしていましたが

日本でも承認されてしまったという経緯があるようです。

 

こちらはリスパダールの医薬品添付文書から副作用についてまとめたものだそうです。

心停止って・・・死んじゃいます。

死ぬ可能性もあるということですね。

 

 

こちらはコンサータ

劇薬です。

メチルフェニデート?

これは覚せい剤と同じだそうです。

 

 

 

 

というわけだそうです。

 

 

というわけで

自分で調べることが大切だと思います。

小倉先生は

真実(自分で見たもの)から正しい知識を知る必要があると

繰り返しおっしゃっていました。

 

テレビの情報など

マスコミの情報は

どうしても

偏りがちなのですが

テレビで放送されてるものが正しいと思っている方が

まだまだ多いようです。

 

テレビのお客さんは視聴者ではなくて

スポンサーなわけで

そのスポンサーが作ってる薬が

覚せい剤や麻薬と一緒

農薬と一緒

だなんて放送できないわけです。

 

それは当たり前のことだと思います。

お客さんの悪口をそのお客さんの前で言いますか?

テレビで放送すればスポンサーの方も見るわけです。

そしたらもうその番組のスポンサーにはならないといわれれば

もう番組は作れないのです。

だから偏った情報になるというわけです。

 

話は戻して

自分としては何が正しいかということはわからないと思っていますが

真実は大切だと思います。

テレビで見ているのが真実ではなくて

自分で体験したものだけが真実。

誰かが間に入ればその人の思いがどうしても

間に入ってくる

だからそれは真実ではなくて情報

 

色々な情報を調べて

そしてそれを自分の体験と照らし合わせながら

どちらの情報が

どの情報が

より真実に近いかを

自分で判断していく

これが大切だと思います。

 

国やマスコミが正しい情報を伝えているとは限らないのです。

もちろん医者も同じです。

 

病院へ行っても治らないよくならないと感じているなら

それが体験している真実。

 

それを踏まえて

最初の統計資料を見てどうでしょう?

それでも受診しますか?

自分なら受診しません。

だって飲まされるのは農薬や覚せい剤、麻薬で

その結果、寛解するより死ぬ確率のほうが高いのに

受診したいと思いません。

薬を飲みたいと思いません。

 

治療しなければよくならないといわれるかもしれませんが

治療した結果死ぬことがあるなら

治療しないで今のままのほうが余程マシではないですか?

死にたいからそれでも良いという方には良いかもしれませんが・・・

 

最終的にどうするのか

決めるのは自分自身ですが

ただ決める前に調べてからでも遅くないと思います。

自分たちが調べるきっかけになったのは3つ

ひとつは妻がうつ病になったこと

二つ目は自分が病院のソーシャルワーカーに配属されて病気や医療について知識が必要と思ったこと

三つ目は原発事故について調べ始めて内海聡先生の記事にであったこと

 

これがほとんど同時にというか

たまたま重なっておこって

調べ始めたという感じです。

何より最初に調べたのは

原発事故の映像を見て

放射能って大丈夫なのか?

原発ってそもそもなんだ?

自分って知らないな?

と思ったことが最初のきっかけでした。

これを調べていったら原子力ムラのことを知り

そこから医学ムラのことを知ったわけです。

 

そんなわけで興味がある方は

小倉先生の著書を読んでみるのも良いかもしれません。

もちろん講演会があれば参加してみるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

 

長文になりましたが

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

自然to笑顔まぁるくつなぐ えんの井川寛之でした。

 

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2018年03月03日