胃ろうなどの代替栄養の選択

 

 

胃ろうなどの代替栄養の選択

飲み込みが悪くなったりして
誤嚥性肺炎を繰り返したりすると
病院で主治医から
胃ろうやその他の代替栄養をどうするかの話が出てくると思います。

胃ろう、中心静脈栄養、経鼻栄養、そのまま看取り
などなど

その他、その方の状況に合わせての
提案があると思います。

胃ろうは造設出来る方、できない方もいらっしゃるので
希望通りというわけにはいかない場合もあります。

代替栄養ごとの
長所短所などは主治医や病院とよく話し合って
選択して欲しいと思います。

そこで忘れがちなのは
その選択をするとその後どうなるかです。

「このまま栄養を与えないのはかわいそう」
「高齢になってから胃ろうを作るのもかわいそうだから経鼻も考えたい・・・」

などなど
ご家族の思いはあると思います。

ご本人に意思能力があればご本人の意見が最優先となりますが
ご本人に意思能力がないケースがほとんどだと思います。

話は戻して
その後のこと・・・

ピンとこないかもしれませんが
選択をした後どうされるかということです。

自宅で介護しますか?
それとも施設を考えますか?

自宅なら選択した栄養方法を自宅でご家族が対応できますか?
施設なら選択した栄養方法で入所可能な施設はありますか?

たんの吸引回数(特に夜間の)など
そのあたりも確認が必要ですね。

施設ならその回数でもみてもらえるのか
夜間もやってもらえるのか
自宅ならその回数でもやっていけるかどうか
などなど

選択をしたけど
あとのことまで考えていなくて
自宅では見れないし
施設でもみてもらえるところがなかったり
みてくれるところは高額だったりする可能性もあります。

そうなると
現実的な問題として
その後の生活に困る可能性もあります。

看取りを選択した場合は
その方の体力にもよりますが
概ね数ヶ月でお亡くなりになるため
その間、入院継続するのか
自宅へ戻るのか
施設へ移るのかということになりますが
こちらはある意味先が見えているので
施設利用料などが高額になっても
なんとかなるかもしれません。

ただ・・・
看取りだった方が復活する場合もあるので
高額な施設に入所した場合は
計算外のことが起こることもあります。
こればっかりは人の命なのでなんとも言えません。

施設については
病院にソーシャルワーカーがいれば
そこで相談することになると思いますが
あとのことも考えての選択をした方が良いと思います。

何より
元氣なうちにご家族で
食べられなくなったらどうしたいか
話し合っておくことも大切なことかもしれません。
そうすれば
選択の時に困らないからです。

本人が
「食べられなくなったら無理に栄養入れないで」
って言ってたら
看取りの選択もしやすいですよね?

これがないと
兄弟姉妹間で揉めたりすることがあります。

例えば
長男は介護や施設のこともあるし
無理矢理栄養をいれるのは嫌だと考えて看取りを選択したいけど
外に嫁いだ妹が
「それはかわいそう」
「栄養を入れてあげて」と
それで決まらない。

それなら妹に自宅での介護を手伝ってと言っても
遠いからとか
仕事があるから
とか言って難しいという。

それなら施設のお金を出してというと
施設はかわいそうとか
お金は出せないとかいう

そうすると今後自宅に戻るとしても施設に行くとしても
負担は全て長男だけど選択の時だけ妹は口を出す
なんてこともあります。

妹も悪気は無いと思いますが
これだと長男夫婦はなんともならなくなってしまいます。
口を出すなら手をだすか金を出す!
それができないなら任せる!
これが基本だと思います。

というわけで
迷わないように日頃からの
話し合いと日頃からの親族関係を大切にしたいですね。

自然to笑顔まぁるくつなぐ えんの井川寛之でした。

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2018年03月08日