うつを克服するための食事~その5:調味料のお話~
うつを克服するための食事~その5:調味料のお話~
誰もが毎日食事をするわけですが
お料理に必ず使うものがあります。
調味料ですね。
調味料がないと、味気も素っ気もなくなって
せっかくのお料理も美味しくなくなってしまいます。
実は日本は化学調味料大国。
日本の添加物認可数は、世界トップクラスと言われています。
現在日本は、約1500種類の添加物の使用が認められています。
この中の化学合成で作られる添加物の各国の数の違いは
日本は351品
アメリカが133品
ドイツが64品
フランスが32品
イギリスが21品
となっていて、日本が飛び抜けて多い事が分かります。
少量でも毎日必ず使う調味料だからこそ
添加物などの使用がない昔上がらの作られ方をされた
質のよい調味料を選んでいきたいものです。
質の良い調味料は天然のうま味成分をたっぷり含んでいて
心にも体にも良い働きをしますし
醤油や味噌、酢は、発酵食品でお腹の中も健やかにしてくれるので
うつの克服のためには
厳選された調味料を使っていくのがベストだといえます。
どのような調味料を選べばいいのかを知っていきましょう。
【酒】
:料理の基本、さしすせその「さ」は、砂糖ではなく、「酒」の「さ」なのです。
市販の料理酒は、糖類や水あめ、食塩などが添加されていることが多く
こうすることで酒税がかからず安価に販売が出来る側面がありますが
添加物の問題があります。
料理に使うお酒は、料理酒ではなく原材料が米、米麹のみの純米酒や
本格焼酎と書かれた焼酎を選んで使うようにしましょう。
我が家では、本格イモ焼酎を料理酒代わりに使っています。
使う量も大さじ半分程度と少量なので、コスパも良いです。
【塩】
現在日本で売られている一般的な塩は、精製塩と呼ばれるものがほとんどです。
食卓塩という名前でも有名です。
精製塩は、名前の通り人の手によって
ナトリウム以外のミネラルを精製して作られるので精製塩と呼びます。
ナトリウムの含有量が99%で、塩味がきつく、高血圧の原因になるのは
このお塩のためという
塩は空気中の水分を取り込んで固まりやすい性質を持っています。
そのため精製塩の中には、固まりにくく使いやすくする目的で
アルミニウムを添加している商品もあります。
気を付けたいですね。
この他に、天日塩というものがあります。
これは、おひさまと風の力で海の水を乾かして作った塩のことです。
海の成分そのままに近いお塩です。
商品にもよりますが、ナトリウム含有率は約80%ほどで
残り20%は、マグネシウムやカリウム、カルシウム、鉄などのミネラルが含まれます。
ナトリウム以外の約20%のミネラルのおかげで、体内の血圧を調整してくれる作用が生まれます。
岩塩というお塩もあります。
岩塩は、地殻変動で陸地に取り込まれた海水が長い年月をかけて蒸発して生まれた塩です。
長い年月をかけて蒸発しているので
天日塩に比べるとナトリウム以外のミネラル含有量が少なく
物によっては精製塩に近いナトリウム濃度のものもあります。
【酢】
:お酒に酢酸というものが加わって発酵したもの。それがお酢です。
しかし、この方法だとコストがかかるので
安価なアルコールに酢酸を加えても作れるのです。
安価なアルコールは原料に遺伝子組み換え食品を使っているものも多いのです。
本物のお酢を見分けるには、原材料名がお米のみのものを探しましょう。
【醤油】
英語で醤油はソイソースと言います。
ソイとは大豆のことで、つまり大豆ソースということになります。
実はその通りで、お醤油は大豆から作られています。
本来の醤油の原料は、
「大豆、小麦、塩」のみなのです。
これを最低1年発酵させて作られます。
原材料表示に、この材料以外の名前があれば、
それは醤油の姿をした偽物ということになります。
薄口醤油と濃い口醤油の違いは発酵期間の違いです。
短い発酵時間のものが薄口醤油。
特徴は、塩味が鋭く色が薄いことです。関西など南の方でよく使われる醤油です。
発酵時間の長いものが、濃い口醤油。
特徴は、塩味が柔らかく、色が濃いことです。関東でよく使われる醤油です。
【味噌】
味噌汁に味噌漬け、味噌煮込みなど、日本人にとって身近な調味料である味噌。
発酵された本物の味噌だからこそ
身体にとって良い働きをしてくれます。
本物の味噌の材料は
「大豆、米(麦)、塩、麹」
といたってシンプル。
地域によって
大豆、塩、米麹
大豆、麦、塩、米麹
大豆、塩、大豆麹
と変わってきますが、やはりシンプルなのです。
この原材料以外に何か使用しているなら、それは避けた方がいいでしょう。
お味噌は、思ったよりも簡単に作れるので、我が家では約1年分の味噌を仕込んでいます。
出来立ての味噌の味と香りは格別でとても好きです。
どの調味料にも言えますが、
材料や手間暇がかかっている分
一般の調味料よりもお値段はそれなりにします。
しかし、毎日使うもので使用量が少量でも
うつを克服するための食事の基本として
大切なミネラルやうま味成分がしっかり詰まっている調味料選びは
しっかりと厳選してほしいと思うのです。
本物の調味料を使うことで
他の化学調味料が入った○○の素やだしの素などを使わなくても
かつお節や昆布、干ししいたけなどの自然のお出汁と組み合わせれば
料理の腕もぐっと上がります。
我が家では、
お買い物をするときに、
余分な調味料を買わなくなったので
結果、以前より食費を少し減らすことが出来ました。
また、栄養価も上がるのでお腹もそんなに空かなくなったというのもあります。
調味料選び。
あれもこれもと
全てをいっぺんに変えることは難しいかもしれませんが
できるところから1つずつ前に進んでいけるといいですね♪
今日も最後までお読みくださりありがとうございます♪
自然to笑顔まぁるくつなぐ えん
看護師の井川あやかでした♪
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