生理痛や生理前の体や心の不調を整えるためのメソッド~その3:鎮痛剤の安易な使用は控えていきましょう~

生理痛や生理前の体や心の不調を整えるためのメソッド~その3:鎮痛剤の安易な使用は控えていきましょう~

生理痛がひどくて手放せないもの。
鎮痛剤です。

前回の記事、【生理と甘い物の怖い関係】で
甘い物が生理痛と深い関係にあるということがよく分かったと思います。

しかし、
今日、甘いものを止めたからと言って
今日すぐに生理痛がよくなるわけではありません。

体の細胞が生まれ変わるには
それなりに日数もかかります。

冷や汗が出て動けないほど酷い生理痛の時は、
対症療法として鎮痛剤を使うのはありだとは思います。

しかし、そうではない場合。
安易な使用は控えていった方が良いと思います。

今日は、その理由をお話していきます。


鎮痛剤の正式名称は、実はあまり知られていません。

【解熱鎮痛剤】
これが、鎮痛剤の正式名称です。

解熱とは、体温を下げることです。
つまり、体を冷やすことにつながります。

体を冷やすと生理痛がどうなるか。
痛みが増しますよね。
生理痛がひどい場合は、温めた方が楽になるという経験をした方は多いと思います。
女性の体で冷やしていいところはありません。
体を冷やす解熱鎮痛剤は、最後には手放せるように努力し
日頃から冷やさない努力をしていきましょう。

最近は、低体温に悩む方が多いのですが、
解熱剤の安易な服用も無関係とはいいがたいようです。

健康的な人の平熱は36.5~37.1度。
実は今、36度以下という「低体温」の人が増えているそうです。
「低体温」は免疫細胞と大きなかかわりがあり、
放置するとさまざまな病気やがんまでも発症してしまうことがあるそうです。


体温が1度下がると、約30%免疫力が下がると言われます。
免疫力が下がれば
風邪などの病気にかかりやすくなります。

逆を言えば、体温が1度上がれば免疫力も30%上がるということです。
体温が上がると血流もよくなることから
代謝も良くなりダイエットにも拍車がかかります。
また、風邪の時に体の熱が上がるのは
体温を上げて免疫力を上げることで
ウィルスやばい菌をやっつけるためなのです。

熱がある時に安易に解熱剤を使うことがよくないといわれるのは
こういった理由があるからなのです。

先ほど体温が上がると血流がよくなるとお話しました。
反対に、体温が低いと血流が悪くなります。
血流が減り冷えると生理痛が増すのです。

冷えることで起こる生理痛を起こさないためにも
安易な解熱鎮痛剤の使用は控えて
体温を下げてしまう解熱鎮痛剤は
最後には手放せるようにしていきたいものです。

解熱鎮痛剤も含めて
全ての薬には主作用と副作用があります。

薬の本来の目的の働きのことを「主作用」
薬本来の目的以外の好ましくない働きのことを「副作用」
と呼んでいますが
人によって主作用、副作用がどう出るかは
飲んでみないことには分からないものなのです。

なのでお薬の添付文書や箱には
「おかしいなと思ったらすぐにお医者さんか薬剤師さんに相談しましょう」
ということが書いてあるのです。

お医者さんや薬剤師さんに聞くと分かりますが
西洋医学のお薬は、石油を精製して作られたものになります。

石油は、体の中に入ると冷やす働きがあります。
また、お薬を無害な物にするために
体の中にあるたくさんのビタミンやミネラルを使ってしまいます。
お薬を飲むことで、腸内も荒すと言われています。
どのお薬も最後には手放せるようになれるといいですね。

健康はお金では買えません。
リスクがあるなら、少しの症状で安易にお薬に頼らないという選択も
大切なことだと思うのです。


甘いものや解熱鎮痛剤を手放していくことのほかにも
生理痛や生理前の体や心の不調を整えるためにできることがあるので
続けて情報をお送りしていきますね。


次回は、【鉄不足は女子の大敵!!】をお送りしていきます。
お楽しみに♪

今日も最後までお読みくださりありがとうございます♪

自然to笑顔まぁるくつなぐ えん
看護師の井川 あやかでした♪


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2018年03月27日