生理痛や生理前の体や心の不調を整えるためのメソッド~その4:鎮痛剤の安易な使用は控えていきましょう~

生理痛や生理前の体や心の不調を整えるためのメソッド~その4:鎮痛剤の安易な使用は控えていきましょう~

生理痛がひどくて手放せないもの。
鎮痛剤ですね。

前回の記事、【生理と甘い物の怖い関係】で
甘い物が生理痛と深い関係にあることが
分かりましたね。

しかし、
今日、甘いものを止めたからと言って
すぐに生理痛が和らぐわけではありません。

体の細胞が生まれ変わるには
それなりに日数がかかります。

冷や汗が出て動けない
日常生活を送ることが出来ない

ほどの酷い生理痛の場合は、
対症療法として鎮痛剤を使うのはありだとは思います。

しかし、そうではない場合。
安易な鎮痛剤の使用は
控えた方が良いと思っています。

今日は、その理由をお話していきます。


痛み止め効果のある
鎮痛剤の正式な名前を知っている人はあまりいません。

【解熱鎮痛剤】
これが、鎮痛剤の正式名称です。

鎮痛とは、痛みを止めること。

解熱とは、体の熱を取ることです。
一般的には
風邪で熱がある場合などに、一時的に熱を下げる時に使うものです。

つまり、
痛みも取るけど
からだの熱=体温を下げることにもつながるのです。


痛みを取りたいけど
からだの熱を奪うことをしてしまえば
体は冷えてしまいます。

体を冷やすと生理痛がどうなるか。
痛みが増しますね。

生理痛でツラい時に、
温めたら楽になった、という経験をした方は多いです。
私も生理痛がツラかったころ、同じ経験がありますし
私のところへ相談に来て生理痛を克服された方も
同じ経験をしたと言われることが多いです。


つまり
鎮痛剤を安易に服用することで
生理痛でツラい思いをしている方には
生理痛には最も避けたい
【冷え】がついて回ることになります。

 



女性の体で冷やしていいところはありません。
体を冷やす解熱鎮痛剤は、最後には手放せるように努力し
日頃から冷やさない工夫をしていきましょう。

最近は、生理痛にも関係の深い
低体温に悩む方が多いのですが、
解熱剤の安易な服用も無関係とはいいがたいようです。

健康的な人の平熱は36.5~37.1度。
実は今、36度以下という「低体温」の人が増えているそうです。

「低体温」は、
様々な病気から自分の体を守ってくれる
【免疫】と大きく関わりがあります。

体温が1度下がることで、
免疫力が、約30%も下がると言われます。

低体温を放置すると、
風邪にかかりややすくなったり
風邪が長引いたり
たくさんの人に恐れられている
ガンとの関係も深いと言われます。


免疫力が下がれば
病気に打ち勝つ力が下がるので
低体温というのは、怖いことなんですね。

薬の力で無理やり熱を下げてしまう解熱鎮痛剤の安易な使用も
同じことが言えるんです。

冷やさないというのは、
体温を今よりも下げない
できるなら、36.5度にまで持っていく
工夫をしていくことが大切です。

血液の温度を上げるのは
筋肉のお仕事です。

筋肉が多い男性やアスリートの方に
冷え症の人が少ないのは
筋肉量の違いからなのです。

女性は、女性ホルモンの働きがあるため
男性のように筋肉がつきにくい特徴があります。

その証拠に女性は、男性に比べると
女性らしい、優しくやわらかな体つきをしていますよね。

女性が
男性に魅力的に映るようできていたり
赤ちゃんを抱っこするときに柔らかくあるのは
女性ホルモンの働きによるものなのです。

その代わりに
筋肉は男性よりつきにくいので
定期的に運動をする工夫が大切です。


体温が1度下がれば免疫力が30%下がるのなら
逆を言えば、体温が1度上がれば免疫力も30%上がるということです。


体温が上がれば、血流もよくなりますから
子宮周りの血流もよくなります。
血流が良い=温かい血液が子宮にまで届いてくれる
ことにつながります。

 


つまりは、
生理痛も和らぎやすいということになりますね。

冷や汗が出て動けない痛みや
日常生活が送れなくなるほどの痛みがある場合
対症療法として鎮痛剤を使うのは仕方ないと思いますが

できるなら
体温を下げてしまう鎮痛剤の安易な使用は
避けていった方が良いんですね。


冷えによる生理痛でツラい思いをしないためにも
安易な解熱鎮痛剤の使用は控えていき
体温を下げてしまう解熱鎮痛剤は
最後には手放せるようにしましょう。

最後に
解熱鎮痛剤も含めて
全ての薬には主作用と副作用があります。

薬の本来の働きのことを「主作用」
主作用以外の好ましくない働きのことを「副作用」
と呼んでいます。

大きな病院で働いていたときに
薬剤師さんから教えていただいたのですが
人によって主作用、副作用がどう出るかは
飲んでみないことには
医者にも薬剤師にも誰にも
分からないものなんだそうです。


お薬の添付文書や箱には
「おかしいなと思ったらすぐにお医者さんか薬剤師さんに相談しましょう」
ということが書いてあるのはそのためなんだそうです。

お医者さんや薬剤師さんに聞くと分かりますが
西洋医学のお薬は、石油を精製して作られるそうです。

石油は、体の中に入ると冷やす働きがあります。

また、お薬を無害な物にするために
体の中のビタミンやミネラルをたくさん使います。
ビタミンやミネラルは、
体の修復や心の正常なバランスを取るのに大切なもので
生理前に不安定になりがちな心の状態を整えるのに
欠かせない栄養です。

お薬を飲むことで、腸内環境も荒すと言われています。
腸内が荒れると、腸本来の働きである
ビタミンやミネラルを含めた
様々な栄養を吸収する力が低下します。


安易にお薬が手に入る時代になったので
忘れてしまいがちですが
お薬は、本来はどうしてもの時の
緊急時に服用するものです。

本来なら
お薬を飲まないことが健康な状態ということを
忘れないようにして
最後には、どのお薬も
手放せるようになれるといいですね。



甘いものや解熱鎮痛剤を手放していくことの他にも
生理痛や生理前の体や心の不調を整えるためにできることがあるので
今後も続けて情報をお届けしていきます。


次回は、【鉄不足は女子の大敵!!】
をお届けします。
お楽しみに♪

今日も最後までお読みくださりありがとうございます♪

 

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2018年09月04日