冷えの種類によって使い分け♪夏の冷え対策には、生姜を工夫して取り入れよう♪

 

 

冷えの種類によって使い分け♪夏の冷え対策には、生姜を工夫して取り入れよう♪

様々な料理で大活躍の薬味、生姜。
高知県の生姜は、とても有名ですね♪

生姜は6月〜8月に出回る新生姜、9~10月に出回る根生姜があり
貯蔵もできるので、通年食べることが出来る食材です。

薬味や鍋や汁もの、中華料理やカレーなど
様々な料理に欠かすことのできない名脇役でもあります。

生姜は、冷え対策に使われる薬味として有名ですが
加熱するか生で食べるかによって、
身体を温める働き方が変わるのをご存知でしょうか?

生の生姜に含まれている「ジンゲロール」

これからの暑い時期、冷やして美味しく食べられる
冷奴やそうめんは、生の生姜を薬味として使うことが多いですね。

生の生姜には、ジンゲロールという成分が含まれています。

ジンゲロールは、
身体の中の熱を、足先や手先、体の表面に運び発散する働きがあることから
身体をさます作用も持ち合わせています。

そのような理由から
生の生姜ばかり取っていると身体の中の熱が奪われることで
実は冷えが進んでしまっていた。
なんてこともあると言われています。

加熱、乾燥した生姜に含まれている「ショウガオール」

生の生姜には、ほとんど含まれていないと言われている
ショウガオール。
生の生姜のジンゲロールが加熱や乾燥されることで
一部、ショウガオールに変わると言われています。

ショウガオールは、体の深部熱を作り出して
体を温めてくれることから
体の中から温める作用があると言われています。

では、生の生姜ばかりを取るのは
冷えの心配があるから控えたほうがいいのかというと
そういう訳では無いようです。

昔から、お寿司にガリを添えたり
かつおのたたきなど、生魚に薬味として使われるのは
生の生姜には、殺菌作用があるので
夏場の食中毒対策にもなっているのですね。

生の生姜は冷えるから、と避けてしまうのではなく
目的に応じて、
食べ方を変えたり、工夫していくといいと思います。

漢方薬にもなっている生姜

漢方薬を構成するための
生薬にもなっている生姜は

「生姜(ショウキョウ)」

「乾姜(カンキョウ)」

があります。

生姜は、ショウガをそのまま乾燥させた生薬、
乾姜は、ショウガを一度蒸して乾燥させた生薬。

どちらもショウガオールが含まれていますが
乾姜の方がより多く含まれています。

生姜より、乾姜の方が価格が高いですが
効率よくショウガオールを摂取することが出来ると言われています。

蒸した生姜を乾燥させるだけなので
少し手間はかかりますが、家でも作ることが出来ます。
(梅雨の時期は湿気も多いので、作るなら乾燥した時期にトライするのがオススメです♪)

生姜について紹介していきましたが

・殺菌効果があり、発散させる働きのあるものが生の生姜
・体の芯から温めるのが加熱、乾燥させた生姜

と覚えておくといいでしょう。

これから食中毒の心配もありますし
エアコンなどの空調で冷え対策の必要な場合もあります。

工夫次第で働きが変身する生姜をうまく使い分けて、
この夏を乗り切っていきましょう♪

※冷えのある方は
運動をする習慣をつけ
筋肉量を維持、増進することも忘れないようにしたいものですね♪

過去記事:
夏こそ冷えには要注意!まだまだ先の寒い季節、冬に備えるのはいつ?今でしょ♪
http://en-circle.info/posts/post350.html

今日も最後までお読みくださり、有難うございます♪

自然to笑顔まぁるくつなぐ えん
看護師の井川あやかでした♪

 

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2017年07月10日