うつを克服するための具体的な方法(その1)
うつを克服するための具体的な方法(その1)
小倉先生の講演会の記事
こちらをお読みになった方なら
精神科や心療内科、メンタルクリニック等へ受診しても
治る可能性がとても低いことがお分かりになったと思います。
小倉先生のデータを用いなくても
そもそも精神医療が治すことを前提に考えられていないことが
分かる部分があります。
それは
精神医療が目指すのは治癒ではなくて寛解だということです。
ここは重要です。
一般的に風邪を引いたり調子が悪いと
病院やクリニックなどの医療機関に受診した場合。
診察があって投薬などの治療を受けます。
そうして症状が改善すれば
続けて受診することはありません。
それは何か治療が継続的に必要な状態ではなくて
薬も飲まなくても良いということです。
でも
精神医療は違います。
目指すのは寛解。
薬を飲んだまま安定させることが目標となります。
ということは?
ずっと薬は飲んだままになり
一生受診し続けることになります。
ここで患者さんと医療側の思っていることが
そもそもズレているのです。
というわけで
精神医療では寛解となる可能性が限りなく低いのに加えて
一般的に思われている「治る」とは違って
寛解を目指すものなので
最終的に治らないということになります。
なぜこのような状況になるのかというと
うつ病になった原因が必ずあるはずなのに
そこに精神医療がアプローチしないからです。
うつ病について勉強すると
うつ病の原因を探ってはいけないとか
原因について本人に聞いてはいけないとか
そういったことも言われます。
でも・・・
例えば
借金があって困っている人
仕事で無理なことを言われたり
残業が多いなど苛酷な労働環境の人
子育てで困っている人
育児で困っている人
いじめ等で学校に行きたくない人
甘いものばかり食べるなどの食生活に問題がある人
などなど
うつ状態になる原因は様々ですが
何か原因があったと思います。
最初に受診したときのこと覚えていますか?
そこがとても重要だと思います。
なにか理由があってうつ状態になっている人に
うつ病といって薬を投薬する。
それで一時的に気分は解消しても
借金は消えませんよね?
残業は減りませんよね?
子育ての悩みは解決しませんよね?
いじめはなくなりませんよね?
食生活は改善されませんよね?
原因を探って解決したり
原因を整理することは
とても大切だと思うのです。
そしてそこは医療ではないですよね?
医者が借金の相談にのってくれますか?
医者が残業が多いことを解決してくれますか?
医者が・・・
例に挙げるまでもなく
そこは医療ではありませんよね。
そこで
自然to笑顔まぁるくつなぐ えんでは
うつ状態となってしまった
原因の解決、整理に力を入れていきます。
うつ病ではなくうつ状態に注目していくのです。
医療機関でもありませんし
医師でもないのでうつ病を治すことはできませんが
うつ状態の原因となっている
問題となっている
課題と思われることを
社会福祉士、精神保健福祉士、看護師が
お話を伺いながら一緒に解決する方法を考えたり整理していきます。
この解決は借金が返済できるなどの
解決を指す場合もありますが
それに加えて物事のとらえ方や考え方なども含まれます。
例えば過去の出来事を自分の中でどうとらえるかということも
大切なことのひとつです。
自分の原因は○○だけど
そんなの解決のしようがない
とは思わないでください。
同じ出来事が起こったとしても
その出来事を整理して
その人のとらえ方が変わるとその後の人生が変わることはあります。
もちろん変わるのは自分自身なので
ご相談いただいても結果が出ないこともありますが
最終的に
自分を変えるかどうか
やるかやらないかは
自分次第
あなた次第
になりますので
自然to笑顔まぁるくつなぐ えんでは
そのお手伝いをさせていただく形となります。
自然to笑顔まぁるくつなぐ えんの井川寛之でした。
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