母親目線で見た、小倉先生の講演会

 

 

母親目線で見た、小倉先生の講演会

先日
小森さん主催
小倉譲先生の講演会「数字で見る精神医学の現状」
に参加させていただきました。

どんな内容の講演会だったかは
主人のブログに詳しく載っているのでそちらをご覧ください。
http://en-circle.info/posts/post643.html

この講演会で頭の中に強烈に残っていることは

最初の精神薬は、豚の寄生虫駆除薬の農薬だったこと

多くの麻薬は「元医薬品だった」こと

子どもの自閉症や発達障害などに出されている薬が覚せい剤と同じものだということ

多くの精神薬の副作用欄に
心停止、自殺企図、自死念慮、不安、体の震えなどびっくりするような副作用がたくさん書いてあること

0〜4歳児に精神薬を投与しているということ

でした。

看護師目線で見ても
0〜4歳児に精神薬を飲ませるなんて正気の沙汰ではないなと思います。

なぜなら、あれらの薬は
脳に直接作用する薬だからです。

講演会で衝撃的なケースを知りました。

あるお母さんが自分の2歳になる子どもを
ちょっと他の子と違うようなところがあって心配だからと
行政へ相談に行ったら
精神科に受診するように勧められて受診しました。

精神科医は5分ほどそのお子さんを診て
「自閉症なんじゃない?」
と診断をし、パーキンソン病の薬を処方しました。

少しでも良くなるなら、とお母さんはその子にせっせと薬を飲ませたそうです。

結局その子はどうなったか。

体の震えなどが止まらなくなり
お母さんは「おかしい」とは思いながらも
精神科の医師を信頼していたのもあり
そのことを相談したら
今飲んでる薬を止めるのではなく
体の震えに対する薬を追加処方されたそうです。

お母さんは、
「お医者さんが言うことだから」
と信じて自分の子にその薬を飲ませ続けたそうです。

最終的にその子の体の震えは最後まで良くならず
悲しいことに、20歳前半で亡くなられたそうです。

このケースを聞いて
薬の副作用そのままだ、と思いました。

どのお母さんもそうですが
自分の子のためになるのならできることはやってあげたい
自分の子が苦しんでいるなら助けたい
そう思うものです。

私もお母さんなので
その気持ちは本当に良く分かります。

今回のケースのお母さんの気持ちもそれと同じで
「自分の子が少しでも良くなるなら」
と言うものだったと思います。

ただ、本当に悲しいことに
このお母さんは薬の副作用を医師から言われてなかったし
調べるということもなかったようです。

「知らない」と言うのは悲劇も生むのだと痛感しました。

この場合
知らされない、知らないがために起こってしまったことだと思います。

その代償は、かけがいのない我が子になってしまったのです。

診察時にこちらから聞かない場合
薬の副作用をしっかり教えてくれる医師はとても少ないと思います。

患者側としても直接医師に
「この薬はどのように安全なんですか?私にも分かるように説明してください」
なんで聞ける人も少ないと思います。

お医者さんや白衣を着ている人に血圧を測ってもらうだけで
血圧がいつもより上がる人がいるくらいです。

専門家にそんなことを聞くだなんておこがましいとも思うかも知れません。

でも、そのままだと
本当に知りたいことが知らないままになってしまうんです。

どうしたらいいのかというと
自分で調べてみることです。

今回のケースのように
取り返しもつかなくて
やるせなくて
切なくて
悲しくて
悲惨なことがこの世にあるのか

母親として私はそう思ったんです。

だから
今回の講演会で思ったのは
主人のブログでもあるように
まずは知ること。

自分から知ろうとすること。

これがとても大切なことなんだと思うのです。

知るために出来ることはたくさんあります。

今回参加させていただいた小倉先生の講演会へ参加されたり
著書を読んだりするのもいいでしょう。

他の方では、
内海聡先生も
精神医学や栄養、他の医学の視点から書いた本などあるので
それらを読んだり
講演会などに参加されるのもいいでしょう。

自分から知ることです。
人というのは、知らないと不安になるんです。

恋愛に例えると分かりやすいかも知れません。
例えば今、とても好きな人がいるとします。
でも相手は自分のことをどう思っているのか分からない。
そんな時、自分のことをどう思ってるんだろう?って不安になりますよね。

好きでもない人の気持ちなんて気にもしませんが
好きな人なら気になって仕方ないもの。

相手の気持ちが知らないから不安になるんです。

でも、結果がどうであれ
勇気を振り絞って相手の気持ちを聞けば分かります。

オッケーをもらえれば不安は無くなり嬉しいし
ダメだった場合、ショックは受けたとしても
もう相手の気持ちが自分にないと知ったのだから
相手の気持ちがどうなんだろう?という不安はなくなり
次の行動が取れます。
とにかく泣いたり、振り向いてもらえるよう頑張ったり、クヨクヨせず次に行く!など。

実はこれは
恋愛だけじゃなくて
どんなケースにおいても同じなんです。

相手の気持ちや、先のことが分からないから不安になる。

分からないことは
勇気を振り絞ってとことん調べれば
分かってくるのです。

本を読むのが苦手、という方は
小倉先生の講演会はとてもオススメです。

最後に
小倉先生は講演会でこういう事も言っていました。

今は心療内科という名前の科がありますが
あれは、精神科の名前をソフトにしただけだそうです。

メンタルクリニックも要は一緒です。

名前をソフトに耳障りを良くしただけ。

これも知っていれば自分から遠ざけることができますね。

知るということは
自分や家族を守り幸せにする上で大切なことだと思います。

1番小さな人の集まりは家族だと言います。

お母さんだから出来ることもあると思います。

我が家では
お茶会、ランチ会などを
不定期で開いています。
いろんな方が集まってお話をしていく中で情報収集や情報の共有もできると思います。
それだけではなく、
女性同士溜まった気持ちを話して解放することで新たな気力の充電にもなると思います。

ホームページの新着情報やブログ、フェイスブックなどに不定期で載せていきますので
よければ、チェックしてみてくださいね。

おっ!!と思ったり
ご都合が合えば
その時は、気軽に遊びに来てください♪

誰かとワイワイ話すのは苦手、でも誰かに相談したいという方は
社会福祉士、精神保健福祉士、ケアマネジャーの資格を持つ主人が相談、カウンセリングを行っているので
そちらを利用してもらうのもいいと思います。

家族を守る上様々な大切なことがあると思います。

今回はそのうちの1つ。
知ること
知ろうとすること
が大切だなと思いました。

今日も最後までお読みくださりありがとうございます♪

自然to笑顔まぁるくつなぐ えん
看護師の井川あやかでした♪

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2018年03月06日