ダイエットや美容、健康のためにビタミン、ミネラルが大切と言われるのはなぜ?(酵素編)

 

 

ダイエットや美容、健康のためにビタミン、ミネラルが大切と言われるのはなぜ?(酵素編)

ビタミン編はこちらから
http://en-circle.info/posts/post487.html

ミネラル編はこちらから
http://en-circle.info/posts/post494.html

●以前の記事、ミネラル編の最後にこんなお話をしました

・ビタミン、ミネラルは、
それだけあっても働けない。
・ビタミン、ミネラルが働くためには、酵素が必要だ。
・酵素が働くためには、ビタミン、ミネラルが必要だ。

ビタミン、ミネラルは、
単体では、体の中で働くことができないですし、
酵素も酵素だけあっても
体の中で働けないということです。

これまでビタミン、ミネラルについてお話をしてきました。

今回は、酵素って一体なに?
について
お話をしていきます。

●酵素ってなに?

体の中で栄養素を分解し
合成することを代謝と呼びます。

体を作ったり
古くなった細胞を新しくする
新陳代謝や

体を動かすエネルギーを作ったり
内臓を動かす
基礎代謝

などの代謝です。

その、代謝に関わる元となる物質を酵素と呼びます。

一口に酵素といっても
数千もの種類があるそうです。

酵素は大まかに

消化酵素
代謝酵素

の2つに分かれています。

●消化酵素
消化と聞くと、
胃腸などの消化器官が
消化をしてるイメージが湧いてきます。

しかし、消化器官自体が消化をするわけではなく
実際は、消化酵素が私たちが食べたものを
体内で使える分子レベルまで消化してくれています。

そんな働き者の消化酵素ですが、
実は、消化酵素は、
それぞれが1つのお仕事しかしません。

その代わり、たくさんの種類があるのです。

●代謝酵素
体を動かしたり
呼吸する
考える、記憶するなど
全ての生命活動(新陳代謝)を
司るのが代謝酵素です。

脳や心臓、消化器官(胃腸)
肺、血液など、
人の体の器官や組織に
それぞれの働きをする代謝酵素が存在します。

●酵素が作られる量は決まってる

1日の中で
体が作ることのできる酵素の量は決まっています。

酵素の作られる量は
加齢とともに減少をしていきます。

子どもたちが、遊び疲れてしまっても
一晩眠っただけで
また元気いっぱいなのは
酵素量が大人と比べると多いというのもあるそうです。

1日に作られる
決められた量の中で
その場面場面で
体の中で作られた酵素は
消化酵素になったり
代謝酵素になったり
変身するのです。

例えば、
みなさんは、病気をして
食欲がなくなるという経験を
したことがあると思います。

これは、体を修復する必要がある時は、
代謝酵素を働かせるため
消化酵素の働きを弱めているからです。

風邪などをひいて食欲が落ちたところに
「元気になるために
多少無理してでも食べなくては!」
と、食べ物を詰め込むのは
体にとって負担になるのですね。

風邪などの時は
食欲が湧いてから食べた方が
良さそうですね。

●食べ物からも酵素が取れる
大根おろし
パイナップル
パパイヤ
しょうが
にんにく
玉ねぎ
など。

生の野菜や果物には
酵素が入っています。

生の野菜や果物を食べることで
栄養を分解する
酵素を摂ることができます。

食べ物から取る酵素を
【食物酵素】といいます。

50度以上の熱を加えると
酵素としての働きが止まってしまうので
生で食べるのが良いそうです。

また、電子レンジも
酵素を壊す原因となるそうなので
気をつけましょう。

いくら食べ物から消化酵素が取れるからと
食べすぎては、体の消化酵素の無駄遣いとなります。

1つの酵素は
1つの働きしかせず
多くの種類の酵素が
体の中で働いていることも
忘れないようにしたいですね♪

●優先されるのはいつも消化酵素

酵素が働く時
代謝酵素よりも
消化酵素が優先される性質があります。

現代は飽食時代と言われています。
コンビニやスーパーに行けば
簡単に食べ物が手に入ります。

朝昼夜のご飯に加えて
間食や夜食をすると
ずっと食べていることになります。

そうなると
代謝酵素はそっちのけで
消化酵素が大量に消費されることになります。

1日に作られる酵素の量は決まっているので
そのほとんどを消化酵素に使ってしまうことになります。

消化酵素を使い果たしてしまった場合は
消化不良の原因にもなりうるのです。

未消化の食べ物が腸内に溜まると
腸内環境が悪化します。

腸内環境の悪化は
様々な病気や症状の引き金にもなると言われています。

生命を維持するために
体を作ったり
動いたり
余分なものを解毒するのにも
酵素が必要です。

それに回す余裕がなくなると

疲れやすくなる
だるい
ボーッとする
寝つきが悪くなる
憂鬱な気持ちになる
肩こり
肌荒れ

などが出てきてもおかしくないということです。

●現代は酵素の無駄遣いが多い
食品添加物
農薬
甘いものの取りすぎ
アルコール類の過剰摂取
喫煙
などは
解毒するのにたくさんの酵素が使われます。

睡眠不足
過労
などは、
活性酸素が体の中でできる元になると言われています。

活性酸素を消すのに必要なのも
酵素なのです。

冒頭で、酵素は酵素だけでは働けず
ビタミン、ミネラルと協力して
初めて働くことができることを
話しました。

酵素の無駄遣いというのは
イコール、ビタミン、ミネラルの
無駄遣いをしていることにも
つながるのです。

現代人がミネラル不足だと言われてしまうのも
うなずけそうですね。

●食べない時間を作ることが酵素節約の鍵

お腹を休ませることが大切という事を
耳にしたことのある方もいると思います。

これは、
体のためには
消化酵素を無駄遣いせず
代謝酵素を優先していきましょうね。
という事なのです。

食べない時間が
私たちの体の掃除(解毒)をして、
体を作ったり修復をし
未消化な食べ物をなくす事でお腹の掃除をしてくれて
元気に働けるための
秘訣にもなるのです。

食べ過ぎに気をつけ
食べない時間を作ることが
大切だということですね♪

●自然に近いものを取り入れていく

ビタミン、ミネラル、酵素について知ると

口にするものは
より自然なものが体への負担も少なく済むことがわかります。

食べる量に気をつけたり
食べない時間を作っているかなどの
振り返りをしてみるのもいいですね。

睡眠不足や
過労などがなかったか。
体に負担になるような
生活習慣ではなかったか。
一度振り返ることも
自分を客観的にみるためにも
大切なことだと思います。

酵素は、何気なく生活していれば
簡単に消費してしまい
場合によっては足りなくなってしまうものだとわかりました。

生の野菜や果物から
食物酵素という形で
酵素を取れることもわかりました。

だからと言って
生の野菜や果物ばかり食べることは
体のためにはよくないと思うのです。

ビタミ編、ミネラル編でお話をしたように
体は、お肉やお魚、卵などのたんぱく質や
脂質も必要です。
たんぱく質や脂質は
三大栄養素に入るくらいですから。

たんぱく質や脂質を体で使うためには
ビタミン、ミネラルが必要になってきます。

酵素は、ビタミン、ミネラルがなければ働けません。
ビタミン、ミネラルも酵素がなくては働けません。

つまりは、バランスが大切なのです。

加工されすぎていない
生命力のある
昔ながらの自然なものから
口にするものを選んでいくことが
大切なことだと思うのです。

人を良くすると書いて
【食】
と書きます。

昔の人は、きっと
ビタミン、ミネラル、酵素の存在や働きなんかを知らなくても
自然から生命力のあるものを
いただくことで
人を良くすることを
知っていたんでしょうね。

この記事を書いていて
昔の人は、やはりすごいなぁと
改めて思いました。

今日も最後までお読みくださり
有り難うございます♪

自然to笑顔まぁるくつなぐ えん
看護師の井川あやかでした♪

 

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2017年10月26日